タイ南部のパッタルン県は1975年にタイで始めて野生保護区に指定された場所で、美しい睡蓮や水牛、水鳥を見ることができます。
実は睡蓮を見れるのはウドンタニだけじゃなかったんです!
タレーノーイでは、約287種類の水鳥をはじめ、26の爬獣類などが生息していると言われています。
今回はパッタルン出身のタイ人の方に連れて行ってもらったので、この場所を知ることができました。
まだまだ穴場観光スポットのパッタルン県にあるタレーノーイのご紹介です!
タレ―ノーイとは?
パッタルン、ソンクラー、ナコーンシータマラートの3県にまたがる湖
そしてここは、タレー・ノーイ野生保護区に指定された場所です。
さらにタレーノーイで行われている湿地牧畜水牛農業生態系は、タイ初の世界的に重要な世界農業遺産 (GIAHS) に指定されています。
タレーノーイは湿地水牛の養殖地として、地元農家が250年以上にわたって代々受け継がれてきている伝統農法だそうです。
タイ南部にあるパッタルン県のタレーノーイは、ネットで日本語、英語検索してもほぼ情報が出てこない穴場観光スポット!
タレーノーイ(ทะเลน้อย)の睡蓮が満開になるのは毎年5月~6月です。
ウドンタニーの睡蓮の満開時期は12月~2月なので、ウドンタニーに行きそびれてしまった方はパッタルンのタレ―ノーイが超おすすめです!
タレーノーイへの行き方
パッタルン県には空港がないので、他県から行く場合はトラン空港へ行き、そこから車で2時間30分程
GrabやBoltの配車アプリを調べてみたところ、Grabのみ754THB(約3016円)です。
プーケットからの場合は、プーケットのバスターミナルからパッタルン行きのバスかロットゥ(バン)が出ています。
タレ―ノーイの雰囲気
船乗りば
このロングテールボートに乗って、タレ―ノーイへ向かいます。
このツアーは約2時間程あり、タレ―ノーイの睡蓮の他に色々な自然や動物、パッタルンを感じるものをみることができました。
※船の貸し切りツアーは、前日に宿泊したホテルで予約をしました。
時期によって値段が多少変わるみたいですが、私達はロングテールボート1隻船頭さん付2人で1,200THB(約4800円)でした。(ツアーは日の出前から10時くらいまでだそうです)
ボート乗り場はホテルのプールの真隣にあったのでタレ―ノーイに行く際は私達が宿泊したSripakpraホテルはとても便利です。
巨大仕掛け網《ヨーヤック》
ホテル前の湖は、タレーノーイ湖ではなく、ソンクラー湖の北端部分にあたります。
このあたりはパークプラ(ปากประ)という漁村で、湖の沖合数十メートルの場所に設置された「ヨー」(ยอ)という大きな仕掛け網が有名だそうです。
こんな大きな巨大網と素敵な朝日のコラボレーションは人生で初めて見たので感動!
来れてよかったです。
タイ南部のパッタルンは水草《グラジュート》กระจูดを編んだカゴバックが名産品です。
タイ北部のチェンマイでもカゴ類は生産していますが、パッタルンのカゴと比べると少し柔らかめ。
パッタルン製は材料の水草の繊維が固めで、カゴの仕上がりもしっかりしていることで有名だそうです。
タレーノーイへ向かう途中の水牛達との出会い
とても長いエーカチャイ橋の下をくぐって水路を進むと、タレーノーイに入っていきます。
エーカチャイ橋周辺の浅瀬の湿地では沢山の水牛たちに遭遇。
こんなに沢山の水牛たちに感動してしまいました!
少し水牛たちが痩せているのは、餌にしている草が例年に比べて少なかったためだそうです。
睡蓮の場所へ行く道中ではこのように水泳をしながら草を食べる水牛と共に時間を過ごしました。
水面を赤く彩る睡蓮
だんだんと睡蓮の場所が見えてきました!
ついにやってきました!湖面一面に睡蓮の花が咲き乱れるエリアです。
写真にあまり収めることができませんでしたが、ウドンタニでは見れない睡蓮と水鳥のコラボレーションも見る事ができます。
この辺りにはサギなどの水鳥たちもたくさん飛来しているそうです。
帰り道
帰り路でも沢山の水牛と会えたので、さよなら言ってくれている気分になり、心の中で「元気でね、またね~」と言ってしまいました(笑)
水鳥が羽ばたいていくシーンを何度も見れて感動。
白いドラマに出てきそうな美しい鳥を見収めることができました。
まとめ
タイ南部パッタルンの絶景!タレ―ノーイ《ทะเลน้อย》はいかがでしたでしょうか?
・トラン空港からタクシーで約2時間30分
・タレ―ノーイにいくならSripakpra Boutique Resortがおすすめ
・日が昇る前の5時半にボート予約がおすすめ
・タイ唯一の野生保護区なので水牛や水鳥にあえる
是非タイ南部パッタルンのタレ―ノーイへも来てみて下さいね!